WWEスーパースターたちの中には、サイドビジネスとして俳優業に勤しんだり、ハリウッドへ活動拠点を移す人たちがいます。
ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)やジョン・シナ、バティスタは俳優としてハリウッドで大成功。クリス・ジェリコやCMパンク、MJF、メルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)といった面々はたまに俳優として映画やドラマに出演しています。
バティスタの最新作「The Killer’s Game」で俳優デビューを果たしたドリュー・マッキンタイアは、RedditでAMA(Ask Me Anything。ドリュー・マッキンタイアだけど何か質問ある?)を開催。ファンから寄せられた様々な質問に答えました。その中で、彼は「WWEでの活動を通して得た、俳優業としても活かせるスキル」について語っています。
最も大きなスキルは、カメラの前で物怖じしないことだね。実生活で人と話すよりも、カメラの前の方が快適だと気付いたよ。WWEで多くのストーリーラインに関わってきて、アクションや感情表現が求められることも多かった。それが気づかないうちにプロレス以外の役柄の準備になっていたんだ。
プロレスという仕事の即興的な性質のおかげで、どんな環境でも自由に振る舞えるようになれたんだ。そのおかげで、監督との柔軟なやりとりがとても簡単にできたよ。
撮影現場では不安もあった。でも、大先輩のバティスタが「これだけ長くやっていても未だに緊張するよ」と言ってくれて、それで落ち着けたよ。撮影中の赤いライトがスタジオに灯った時、結局のところ、映画は17年間もやり続けてきたプロレスにとても近いものだと感じたな。
WWEは世界中のファンが視聴するコンテンツで、観客やカメラの前でアクションすることに慣れるのは当然です。プレッシャーへの耐性もつくでしょうし、俳優業をやっていく上で必要なスキルは自然と身につくんでしょうね。
(Reddit)