新日本プロレス・Power Struggleでプロモを披露し、所属するAEWではなく新日本のリングでの復帰を望んでいることを明かしたケニー・オメガ。
2023年12月に大腸の病気、憩室炎で倒れた彼は、病院に行くのが少し遅れていたら死の危険があったとされるほど病状が悪く、現在に至るまでリング復帰が実現していません。2025年1月5日に開催される新日本プロレスとAEWの合同興行Wrestle Dynastyでの復帰を目指している彼は、新日本の若手レスラーと対決することになりそうです。
2010年代にDDTや新日本で大活躍し、2019年にAEW設立の中心メンバーに。彼にとって日本は「今もホーム」ですが、復帰の舞台にAEWではなく新日本のリングを望む理由は何なのでしょうか?最新のインタビューで、彼は次のように語っています。
日本だけでなく、海外でも、新日本へ行く前の俺のことを知らない人がたくさんいたんだ。俺をブレイクさせてくれたことで、新日本には本当に大きな感謝の気持ちがある。何らかの形で恩返ししなきゃいけないんだ。東京ドームで復帰することで、その恩返しになり、彼らのビジネスに貢献できるなら、喜んでそうしたい。
(なぜAEWでの復帰を目指さないのか、という質問に対し)俺が立ち上げにかかわった団体だし、契約しているのもAEWだしね。AEWで復帰するのが理にかなっていると思う。「なぜAEWではないのか」という質問に答えるのは難しいよ。AEWに問題があるわけではないから。
最近のテレビ放送を見ればわかることだけど、今はすべてが時計のように順調に動いているんだ。番組に出演している熱心な男女レスラーたち全員のスポットがあるし、彼らは皆、その場所を獲得し、維持するために信じられないほど懸命に働いてきた。
もしそこに俺が突然現れて「やあみんな、戻ってきたから、誰か一人の出番は…ほら、分かるよね」なんて言うような人間にはなりたくないんだ。チャンスがあって、みんなが受け入れてくれるなら、AEWに戻りたいと思う。
でも今のAEWは良い流れに乗っている。俺は必要とされていないと思うし、とりあえずは新日本プロレスでの復帰を選ぶよ。
(Fightful)