2025年1月5日に東京ドームで開催されるWrestle Dynasty。
新日本プロレス、AEW、CMLL、ROH、そしてSTARDOMが参加する国際的なショーはカード編成にも力が入っており、ザック・セイバー・ジュニア VS リコシェやケニー・オメガ VS ゲイブ・キッドなど、世界中のファンが注目する試合が早くも発表されています。
新日本とAEWのオフィスで働き、Wrestle Dynastyの開催にも深く関与するロッキー・ロメロは、最新のインタビューでWrestle Dynastyへの高い期待を語りました。いつから企画が始まったのか、新日本とAEWはどのように連携を取っていたのか、そして最終カードはどうなるのか……。期待を煽る内容です。
この企画は約10ヶ月前から始まったんだ。
新日本とSTARDOMのオーナーである木谷高明氏とブシロードの皆さんがアメリカに来て、そこに新日本の棚橋弘至社長も同席したんだよね。5月に開催されたDouble or Nothingの週末に、AEWのトニー・カーン社長と全員で会合を持ち、2024年のForbidden Doorと2025年1月4日、5日の2大会について話し合いを始めた。
さらに、将来的な大きな企画についても、特に来年に向けてAEWと新日本がどのように関わっていくかということも協議したよ。
これらは全て最初から計画され、話し合われてきた。もちろん、出場するレスラーたちに関してはより詳細な調整が必要だ。誰が何をしているのか、誰のスケジュールが空いていて誰が空いていないのか、誰がチャンピオンになっているのか……とか、10ヶ月前の時点では確定できない要素が山のようにある。
トニーは常々、「1月の第1週は明らかにAEWにとって重要な週になる。その週に2つのショーを予定しているんだから」と言っていた。当時はワーナーとのテレビ放映権契約更改の話もあったから、それが不確定要素だったんだけど、AEWと新日本でそれも考慮に入れていたよ。
1月4日と5日に出場するレスラー陣を見ると、かなり上手くまとまったと思う。毎年これを継続できるかどうかは分からないけど、ぜひ実現させたいと考えているよ。土日開催で2日連続の東京ドーム大会というのは、新日本にとって非常に理にかなったことだ。特に世界中から観戦に来る人々にとって、2日間の東京ドーム大会を楽しめるというのは大きな魅力だね。
最終的なカード構成が発表されれば、ファンは本当に興奮し、驚くと思う。新日本が主催するということで、Forbidden Doorとは全く異なる雰囲気になるだろう。特に東京ドーム大会では、制作面でも大きく異なるからね。非常に特別な大会になると確信しているし、俺自身とても楽しみにしているよ。
(Fightful)