レジェンドレスラーのロブ・ヴァン・ダムは、ECWやWCW、WWE、TNA、そしてAEWなど、様々な団体のリングに上がってきました。
プロレス団体にはそれぞれに独自のスタイルがあります。その中でもWWEは、その他の団体に参戦している時とまったく同じパフォーマンスでは通用しない場です。
最新のインタビューで、ロブ・ヴァン・ダムは「技の重みが違う」という観点でWWEのユニークさを語りました。
WWEに行くと、誰もが多少は変わるんだ。やることの一つ一つにもっと意味を持たせる場所なんだよ。ペースが違う。セルがあり、リアクションがあり、その瞬間を味わうんだ。
WWE以外では、こんなスタイルが主流だ。カナディアン・デストロイヤーを受けて立ち上がり、スーパーキックを受けて立ち上がり、パイルドライバーを受けてすぐ起き上がり、DDTを受けて何故かダウンする。そこから相手をスピアーして、また何故かセリングに戻る…。そこにはセルがない。
みんなの感情を引き込むメインストリームの考え方を理解していないよね。それを学ばない限り、WWEでビッグスターにはなれないんだ。
それぞれが自分の領域を持ってる。インディーシーンでは、セルをしないスタイルも問題ない。でも、WWEでは通用しないね。
(Wrestling Inc)
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