10月16日から始まる新日本プロレス”SUPER Jr. TAG LEAGUE”への参戦が予定されていたドラゴン・リーは、所属団体のCMLLから解雇されたことにより参戦がキャンセルされてしまいました。彼は複数の都市に貼られたポスターに参戦レスラーの1人として写っていました。彼はもともとティタンとタッグを組んで参戦する予定でしたが、結局ティタンのパートナーはボラドール・ジュニアになりました。
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レスリング・オブザーバーによれば、CMLLは2人のメキシコでの活動を妨害する動きを見せています。メキシコの他団体に対し、共に退団した兄・ルーシュとリーをショーにブッキングするか、CMLLのルチャドールをブッキングするかの2択を迫り、2人を選んだCrashという団体のショーに出場予定だったCMLL所属のルチャドール4人の予定をキャンセルしたそうです。CrashはSUPER Jr. TAG LEAGUE期間中にルーシュ & リー VS ルチャ・ブラザーズ(AEW)の試合をブッキングした団体です。
新日本とリーの関係が今後どうなるのかはわかりません。しかし、新日本参戦がキャンセルされたことにより、リーの考えは変わるかもしれません。オブザーバーによれば、これまでは、新日本参戦の妨げになる団体への参戦に興味を示すことはありませんでした。しかし、こうなった以上、「リーはWWEやAEWとの個別取引に応じるだろう」と予想しています。
WWEのHHHはリーを高く評価していると言われています。しかし、リーくらいの体格のルチャドールがWWEで高い地位を得るのはとても困難です。レイ・ミステリオは入団前からビッグネームであり、アンドラーデはリーよりも大柄です。オブザーバは「リーはAEWのほうがうまくいくだろうし、[…]WWEのように新日本への門戸が永遠じ閉じられることはないだろう」と分析しています。
新日本側はリーとCMLLに対し、意見の食い違いを解決することを求めているようです。新日本にとってもリーは重要なレスラーですし、何より高橋ヒロムとの関係があります。問題の早期解決を願うばかりです。
(Wrestling Observer)
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