WWEのトップ選手の一人として活躍中のセス・ロリンズ。
誰もが認める実力者で、世界中にファンを抱えるセスですが、「誰もが認めるWWEの顔」というポジションからは若干の距離感があります。2010年以降のWWEにおいてその役割を担ってきたのはThe Shield時代の盟友ローマン・レインズであり、コーディ・ローデスです。
最新のインタビューで、彼は2024年のレッスルマニア40の第一夜でコーディやレインズと共にメインイベンターを務めたこと、第二夜でコーディとレインズが一騎打ちし、コーディが勝利したことへの複雑な心境を語りました。喜びと嫉妬が入り乱れているようです。
コーディのタイトル獲得は、俺にとって特別な経験だった。喜びを感じたし、少しは嫉妬もあったかな。
この10年間、基本的にはロマンがトップに立ち続け、WWE復帰後のコーディもそういう扱いを受けた。俺はずっとそういうポジションに立ちたかったし、自分にはその資質があると思っていたんだ。でも、意思決定者の目にはそう映らなかった。
だから、ひとつの目標を達成できたことへの喜びと同時に、プロとしての嫉妬も確かにあった。でも、ローマンが今の地位を築けたのは俺がいたからこそだと思うし、彼自身もそう言うだろう。コーディがWWE復帰戦で俺と対戦することになったのも理由がある。彼が今の立場にいられるのも、俺がいたからだと思ってるよ。
これは傲慢じゃない。俺はいつも個人の欲望よりもプロレス業界とWWEを優先したかった。それで良かったんだ。会社全体が、そしてビジネス全体が健全になれば、たとえ脇役でも、自分の役割は果たせていると感じていた。
(Fightful)
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