プロレス界トップクラスの破天荒な男、ダービー・アリン。
リングの内外で誰にもできないパフォーマンスを披露し続けている彼は、「どうして怪我をしないのか?」とファンに思わせるような危険なシーンを何度も経験してきました。スティングの引退試合での、リング上のラダーから場外のガラスへの超危険なダイブがプロレスの歴史から忘れられることはないでしょう。
彼にとって、危険なことをするのは生きるためでもあります。最新のインタビューで、彼はこんな話をしています。
俺にセラピーは必要ない。むしろ、危険な行為こそが私のセラピーなんだ。
人生で多くのことを成し遂げる自信を与えてくれている。成長期には自信がなかったけど、より危険なことをこなすほど、自信がついていった。だから、それが俺のセラピーなんだ。危険なことを通じて、精神的にもより強くなれた。「自宅の上空96フィートをジープで飛び越えられるんだし、この人生でもっといろんなことができるはずだ」と思うようになれたよ。
好きなことをやり続けている限り、望むだけ長く続けられると思う。でも、好きじゃなくなったら辞める。好きじゃないことはやりたくないからね。
今は徹底的な肉体回復の計画に沿っていて、常に万全の状態を保っている。体調は本当に良好だ。「そんな調子で30歳になったらどうなるか…」と言われたけど、もう30だし、調子は良いよ。今度は「40歳まで無事でいられるか?」って言われるんだろうな。その次は「100歳まで大丈夫と言えるか?」とか言い出すんじゃないか。
危険なことができるのは、コンディショニングと生まれ持っての能力のおかげだ。スケボーを通じて高い痛みへの耐性を築いてきた。
でも、多くは精神的なものでもある。瞑想もたくさんしている。心が正しくなければ、体はついてこない。両方の面で強くなければならない。
小柄であることは最初はハンデだと思っていたけど、それが最大の武器になった。体調は良好で、動きも機敏。これを最大限に活かしている。今の自分の立ち位置に満足しているし、何一つ変えたくない。
(Fightful)