3年以内の引退を決めている大ベテラン、ダスティン・ローデス。
2019年に行われたAEW旗揚げ興行Double or Nothingでの弟コーディ・ローデスとの激闘はプロレスの歴史に残る名勝負となり、ダスティンが血まみれになりながら最後まで戦い抜く姿は世界中のファンの心を動かしました。「また2人の試合を見たい」と考えているファンも少なくありません。
しかし、ダスティンには再戦の意思がありません。Busted Open Radioに出演した彼は、コーディとの再戦の可能性について次のように語りました。
たくさんの人に聞かれるけど、正直なところ、もうやるつもりはないんだ。
コーディとはこれまでたくさんのことをやってきたし、Double or Nothingの試合は本当に素晴らしかった。あれを再現しようとは思わないし、するべきではないと思う。
彼のストーリーに関わることは、かえって彼を引きずり下ろすことになる。
コーディの成功はすさまじいものがある。彼の成長を目の当たりにするのは信じられないほどの経験だ。 きっと父さん(ダスティ・ローデス)も僕たち二人を誇りに思っているだろう。
でも、時々、自分だけが取り残されたように感じるんだ。だって、僕はまだ世界王者になっていないから。
俺だって、まだ世界王者を狙えると思っている。 もしベルトを巻けば、どんな選手よりも素晴らしい王者になってみせるよ。
ダスティンは引退試合の相手をすでに決めていることを明かしています。コーディじゃないとすれば、彼のキャリアの締めくくりにふさわしい相手は誰なのでしょうか?
(Wrestling Inc)
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