2025年2月にWWEから解雇されたセドリック・アレクサンダー。クルーザーウェイト級で活躍してきた彼にとって、「夢の舞台」だったWWEでの活動を終える瞬間はどのようなものだったのでしょうか。
現在35歳の彼は、2016年に開催されたクルーザーウェイト・クラシックに参加してWWEデビュー。飯伏幸太と名勝負を繰り広げた後、205LIVEなどで活躍しました。24/7王座、クルーザーウェイト級王座、RAWタッグ王座を獲得するなど結果を残しました。
また、2020年から2022年までHurt BusinessのメンバーとしてMVPやボビー・ラシュリー、シェルトン・ベンジャミンらと共闘。彼らはAEWで新ユニット、ハート・シンジケートを結成しており、アレクサンダーにも合流が期待されています。

最新のインタビューで、彼はWWEから解雇の連絡が来た時の心境や、今後の活動への意気込みを語りました。
最初に連絡が来たのは金曜の夜。脚のトレーニング中だったんだ。自宅のジムでスクワットしてたら電話が鳴って、「203」の番号。ああ、来たなって。出たら、「契約解除になります」って言われた。俺の反応?「ああ、そう。了解」って感じだったよ。
その後「土曜のNXTハウスショーはキャンセルになるね」って言われて、「あ、じゃあ行かなくていいんだ?」って聞き返した。最初の反応がそれだよ。怒りも混乱もなかった。むしろ「ああ、自由になった。じゃあ次は何しようか」って気持ちだった。
正直、退団の予感はあった。突然ではあったけど、「ああ、やっぱり来たか」って。いろんなサインは出てたし、心のどこかで覚悟してたよ。
リリースの後、すぐ思ったのは「これは職を失っただけ。キャリアが終わったわけじゃない」ってこと。すぐにムスタファ・アリが電話をくれて、「大丈夫、まだまだこれからだ」って前向きな言葉をくれた。
もちろん、WWEは俺にとって夢の職場だった。子どもの頃から「いつかWWEに出たい」って思ってた。でも、それが終わった今、前に進むしかない。
AEW内部では、彼の獲得を望むレスラーが複数いると報じられています。スタイル的にもAEWのほうが向いているでしょうし、今後の活躍に期待したいですね。当サイトでは、今後もアレクサンダーに関する最新情報を取り扱います。
(Fightful)
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