【WWE】ジョン・シナが過去の皮膚がん診断を告白。「がん告知の電話は誰だって受けたくない。だから今、日焼け止めの大切さを伝えたい」

2025年に引退するジョン・シナは、このタイミングでまさかのヒールターンを決断。コーディ・ローデスやファンを相手に過激な発言を繰り返していますが、WWEの外部では相変わらず人気者として様々な仕事に取り組んでいます。

そんな中、彼は日焼け止めブランドNeutrogenaの新キャンペーンに起用されました。過去にはマクドナルドのおすすめレシピを語ったり、アカデミー賞授賞式にほぼ裸で登場したりと頑張っている彼ですが、このキャンペーンでは「過去の皮膚がん診断」についてのシリアスな告白、そして長年の無防備な日光浴が招いた後悔について赤裸々に語っています。

俺は頑固だった。日焼け止めを塗るのが習慣化するのが嫌で、「自分には関係ない」と思ってたんだ。でも、長年ほとんど保護なしで太陽にさらされてきて、それがついに現実になってしまった。皮膚科医に行ったら、右の胸にできたがん性の斑点を切除することになったのさ。

幸運にも早期発見だったといい、「担当の皮膚科医が手を取って導いてくれたようだった」と感謝の意を示しています。

統計を見れば、どれだけ多くの人が影響を受けているかは明らか。でも、数字だけじゃ実感は湧かないよ。大事なのは人と人のつながりだ。

俺自身が言いたい。あの「電話」……がんの診断結果を告げられる電話は、誰だって受けたくない。何がどれだけ深刻かも分からない。不安しかなかった。でも、再発したんだよね。過去のWWEを見返せば、胸や肩の白い点が見えるはずだ。

RAWの最新回でコーディとスリリングなプロモ合戦を披露したシナ。ヒールのまま引退するのか、それともみんなのヒーローに戻るのか…。今回のように、ヒールとして活躍する一方で別の顔も披露する彼の仕事ぶりは尊敬します。

（Fightful）