ケビン・オーエンズの必殺技といえば何?という問いに対し、「パッケージ・パイルドライバー」と答えるファンは少なくないでしょう。インディ時代の代名詞とも言えるこの技を彼は2014年のWWE入団以来、封印してきました。
WWEではパイルドライバーの使用について厳しい制限があり、使用を許可されるのはアンダーテイカーなど極一部の選手のみでした。しかし、オーエンズは2024年12月のコーディ・ローデス戦でパッケージ・パイルドライバーをまさかの復活。2025年2月には、かつて何度もこの技を食らった盟友サミ・ゼインにもお見舞いしていました。
復活の望みは薄いと考えられていたパッケージ・パイルドライバーを見たWWEユニバースは大興奮。本人も感慨深かったようです。
最新のインタビューで、彼はパッケージ・パイルドライバーについて次のように語りました。
何度も使わせてくれって頼んでたんだ。でも返事はいつも「今日はダメだ」「今じゃない」「無理」ばっかりだった。でもついに「よし、やろう」ってなったんだ。
コーディの前にランディ・オートンにもパイルドライバーを決めたけど、あれは普通のパイルドライバー。アイツはデカすぎるし、正直言って、あの体格だと持ち上げるのは無理だと思った。
でもコーディとの試合はベストなタイミングだった。WWEでこの技を出すまで、ずいぶん長く待ったよ。
ちなみに、2025年にWWEへ入団したペンタ(ペンタ・エル・セロ・ミエド)もパッケージ・パイルドライバーの使い手です。ペンタよりも先に伝家の宝刀を繰り出せたことを、オーエンズはポジティブに考えています。
ペンタがWWEに来るって聞いて、先にやられたらマジでキレると思ってた笑 でもちゃんと順番は守られた。良かったよ。
現在、オーエンズは首の負傷により欠場中。レッスルマニア41でのオートン戦はキャンセルされました。以下の記事で、無念の欠場に対する彼の悔しさを紹介しています。

(Fightful)
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