プロレスラーには、「あいつとの試合なら、自分の実力を最大限に発揮するパフォーマンスができる」と思えるような相性のいい相手がいるものです。団体のトップレスラー同士の相性が良いと、黄金カードとしてファンから愛されるようになります。
新日本プロレスのトップ外国人レスラーとして活躍するデビッド・フィンレー。近年の新日本で非常に強い存在感を示し、名勝負や名ストーリーを生み出し続けている彼にとって、元IWGP世界ヘビー級王者ザック・セイバー・ジュニアは「とても相性のいい相手」です。
シングルマッチでの対戦はこれまでに2回。2022年のNJPW WORLD認定TV王座戦、そして2025年のNEW JAPAN CUP。戦績は1勝1敗で、現地4月11日開催のアメリカ大会Windy City Riotで3度目のシングルマッチが行われます。
決戦を前にFightfulのインタビューに応じたフィンレーは、ザックとの相性の良さについて次のように語りました。
面白いよな。実は俺たち、シングルで2回しかやってないんだ。1回はたしかワールドTV王座のトーナメント中で、もう1回は最近のニュージャパンカップだったはずだ。
特にザックは、昨年ずっとワールド王者だったし、G1も優勝して、東京ドームのダブルメインも両方勝ってる。そういう意味で、彼には大きな価値があるのはわかってる。
そんなザックと真っ向からぶつかって、俺も最高の状態に引き上げられるし、逆に俺も彼の力を引き出せる。だから、良い試合になるのさ。
シングルマッチでの対戦回数は少なくても、相性の良さを実感できるというのは素晴らしいですね。2人とも今の新日本のトップレスラーですし、対戦する機会は増えるでしょう。名勝負数え歌になっていくことに期待ですね。
(Fightful)
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