先日、ザ・ロックがInstagramに「新日本プロレスのライオンマークTシャツを着ながらルービックキューブを眺める」動画を投稿したことが話題になっています。プロレス界の超大物が投げかけた「謎掛け」は、世界中で議論の的になっています。
2025年3月のElimination Chamberでジョン・シナのヒールターンに一役買ったロック様は、レッスルマニア41でのコーディ・ローデスVSシナ戦に向けてストーリーに積極的に関与し、盛り上げに貢献していくことが予想されていました。シナとのヒールユニット結成の噂まで流れましたが、結局彼はElimination Chamberの後WWEの番組に一切登場せず、名前すら言及されていません。
この「不可解」な沈黙により、ロック様とWWEの関係を巡る憶測がSNSで広まることになりました。2024年以降のWWEは、ロック様を最優先にクリエイティブを作っていく方針です。にも関わらずロック様がWWEに登場しない理由は何なのか…?
そんな中で、ロック様は新日本プロレスのTシャツを着た動画を投稿。何を意図しているのか、さっぱりわかりません。矢野通VSローマン・レインズを示唆しているのか、それとも…。

レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、ロック様による謎めいた投稿について以下のように推測しています。
おそらく、ルービックキューブは「俺たちは、お前らより一歩先を行っている」という意味なんだろう。Tシャツに関しても、いろんな憶測を呼ぶように仕掛けてる。まさに、ミスリードのための演出だ。
メルツァーは、ロック様の狙いが2つあると指摘。一つはWWEと新日本との何かしらの提携を匂わせること。そしてもう一つは、ロック様自身がレッスルマニア41のプロモーションから「干されている」ことへの不満を暗示していること。シナとコーディのストーリーにもっと積極的に絡んでいきたいのに、何らかの事情でそれができない…ということへの回答があのTシャツだ、という推測です。
とはいえ、ロック様がレッスルマニア41当日にも姿を現さないというのは、なかなか考えにくいことです。こうした意見が出ることも予測した上での「謎掛け」なのでしょうが…。ロック様の動向には目が離せません。
(Wrestling Inc, Wrestling Observer)
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