レッスルマニア41でランディ・オートンとのシングルマッチに挑んだTNA世界王者ジョー・ヘンドリー。ケビン・オーエンズの代役として大舞台のリングに上がった彼は、自身のパフォーマンスに満足しています。
WWEとTNAのパートナーシップが実現してくれた夢の瞬間。両団体の提携が始まるまで、TNA所属の彼がレッスルマニアのリングに上がることなど考えられませんでした。今となっては、HHHが「今回は、君のキャリアにとって最も気楽に臨めるレッスルマニアだぞ」と語るほどの存在に。来年以降の活躍にも期待です。
試合内容や映像は、以下の記事でまとめています。

そんな彼は、Busted Open Radioにゲスト出演し、オートン戦を振り返りました。
「スカッシュマッチだ」との声について
TNA世界王者として海千山千のベテランと対戦した彼ですが、試合時間は3分程度。オートンの伝家の宝刀RKOを食らい、3カウントを奪われてしまいました。この展開に、ネット上では「彼はチャンピオンなのに、スカッシュマッチの餌食になった」との声もあります。
しかし、ヘンドリーはこの試合がスカッシュマッチだったとは考えていません。
同意できないね。もし最初のベルでRKOを食らって終わってたら、それがスカッシュだよ。でも今回は違う。攻防は互角だったし、ちゃんとした戦いだった。
また、彼は自身の使命が「TNA世界王者として、TNAというブランドにどれだけ多くの視線を集められるか」だったとし、CMパンクやジョン・シナから「あれで正解だった」と声をかけられたことを明かしました。
ランディ・オートンのようなレジェンドにRKOを受けて負けることは、決して恥ずべきことじゃない。それに、もっと長い試合をやってたら、むしろ逆効果だったかもしれないよ。
極度の緊張
ケビン・オーエンズの欠場により対戦相手がいなくなったオートンは、「誰でもいいから俺と戦え!」と苛立った様子でした。それだけに、誰がオーエンズの第約を務めるのかというに大きな注目が集まり……ヘンドリーは大きなプレッシャーを感じていました。
一週間、ほとんど何も食べてなかったよ。会場に入る時は完全変装だった。
プレッシャーを乗り越え、素晴らしいパフォーマンスを披露したヘンドリー。当分はTNAとの契約が続きますが、WWEでの仕事はその先までずっと続くでしょう。
(Wrestling Observer)
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