WWEが誇るレジェンドレスラー、ショーン・マイケルズ。大柄なレスラーたちが活躍する世界だったプロレス界で、比較的小柄だった彼は革命的な活躍を見せました。
全盛期の彼は、身長186cm体重100kg以上と決して小柄ではありませんでした。しかし、ハルク・ホーガンやアルティメット・ウォリアーなど、巨人たちがビッグスターとして活躍していたプロレス界では比較的小柄です。
それでも、彼は抜群のパフォーマンスでチャンスを掴み取り、WWEのトップスターとして活躍しました。彼がいなければ、今のプロレス界はないかもしれない……。それほどの影響力を持っています。
彼に憧れてプロレスラーを志したセス・ロリンズは、最新のインタビューでマイケルズのキャリアを賞賛し、その影響力の大きさを語りました。
プロレスラーになりたいと思ったきっかけは、もちろんショーン・マイケルズだよ。物心ついた頃からプロレスとシカゴ・ベアーズ、この二つが俺の人生の中心にあった。
最初に好きになったレスラーのはハルク・ホーガンだったけど、レスラーになりたいと思わせてくれたのはショーンだった。
それまでのレスラーは巨人ばかりだった。アンドレ・ザ・ジャイアント、ホーガン、ランディ・サベージ、アルティメット・ウォリアー……。
でもショーン・マイケルズとブレット・ハートは普通のサイズで、しかもスタジアムを満員にできる存在だった。「俺はホーガンにはなれないけど、ショーンのサイズならいけるかも」って思えたんだ。
10歳か11歳の頃から、ずっとショーンが一番好きなレスラーなんだ。彼は俺の世代、今のレスラーたちに大きな影響を与えてる。
今のプロレスはとんでもなくスピードが速い。俺はもう40近いけど、やっと全盛期に入った気がするくらいだ。
でも、ショーンは俺がこの業界に入りたいと思わせてくれた「きっかけ」そのものなんだよ。
彼は今、NXTで若手たちを牽引し、未来のプロレス界を作っていくことに全力を注いでいます。
彼の遺伝子を受け継いだ選手たちが、さらに下の世代にそれを伝え…プロレス界が消えてなくならない限り、その影響は残り続けるでしょう。
(Fightful)
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