ヨーロッパのプロレスシーンからWWEのビッグスターへ。今や、グンターはWWEに欠かせない存在です。
HHH体制のWWEにおいて、彼は女子部門のリア・リプリーと並ぶ「強さの象徴」。WWE世界ヘビー級王者として対戦相手を恐怖に陥れてきました。
ビンス・マクマホンから「痩せろ」と指示されるまで、彼は肉厚な体格で対戦相手をねじ伏せていました。当時のチョップは、それはそれは強烈で…。今ももちろん強力ですが、パワーが違いました。
AEWのカイル・フレッチャーは、イギリス時代にグンターとタッグマッチで10回対戦し、その強さを体感しています。Fightfulによるインタビューで、彼は「プロレス界ナンバーワンのハードヒッター」としてグンターの名前を挙げ、過去の試合中のエピソードを語りました。
ぶん殴られたこともあるし、こっちも殴り返したこともある。オージー・オープンとして、彼とティモシー・サッチャーの「リングカンプ」と戦った試合で、ガンターにめちゃくちゃボコられてさ。その後、トップロープに座らされて、腰をターンバックルの上に置かれたまま、思い切り喉を踏みつけられたんだ。背骨が折れたかと思ったよ。当時は「でかくて肉厚な男」だったからな。体重300ポンドが喉に乗っかってたんだ。
当時から名勝負製造機だったグンターですが、対戦相手は本当に大変だったと思います。彼のヨーロッパ時代は永遠に忘れられることはないでしょう。
(Fightful)
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