2023年に新日本プロレスからAEWへの移籍を決断したウィル・オスプレイ。WWEとも交渉していた彼がAEWを選んだ理由の一つに、「イギリスに住み続けることができる」という点がありました。
スケジュールが過密なWWEでは、メインロースターたちはアメリカに住んで多忙な日々を送らざるを得ません。NXT UKで活躍していた頃のグンター(ウォルター)は、ヨーロッパからアメリカへの移住を拒んでいたためRAWやSmackDownへ昇格する機会がありませんでしたが、後に移住を決断してトップヒールへと駆け上がりました。
一方、ハウスショーのないAEWではスケジュールは若干緩く、オスプレイは「地元イギリスから週に1回アメリカへ通う」というスタイルで活動していくことが許可されました。現在も彼はイギリスで家族と暮らしています。
最新のインタビューで、彼はアメリカ移住に興味がない理由を語りました。イギリスへの愛、家族と暮らす環境を変えたくないという気持ちが強いようです。
アメリカに移りたいって気持ちは1ミリもないよ。移住する人たちをリスペクトしてるし、理由も理解できる。でも、今の生活が本当に気に入ってるし、息子も学校で順調なんだ。引っ越す理由がないし、そのつもりもない。
AEWのメディカルチームは最高だよ。俺の移動スケジュールがイカれてるのを理解してくれてて、優先的に見てくれる。トレーナールームに顔出さないと怒られるくらい(笑)。本当に感謝してるよ。
Dynamite最新回で、オスプレイはハングマン・アダム・ペイジに向かって「AEWに人生を捧げ、毎週7時間から15時間かけて飛行機でここに来てる。AEW世界王座のベルトを故郷に持ち帰ること以上に望むものはない」と語っていました。イギリスへの強い愛は、彼の原動力になっています。

(Fightful)
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