2024年のPPV・WrestleDreamでフルタイマーとしての生活に別れを告げたブライアン・ダニエルソン。長年に渡って身体を酷使してきた彼が再びリングで戦えるかどうかはかなり妖しい状況です。
彼を引退に追い込んだのは、盟友ジョン・モクスリー。WrestleDreamでブライアンの持つAEW世界王座戦に挑戦・勝利した彼は、新王者としてバイオレンスに大暴れしています。2025年5月のPPV・Double or Nothingでは、大乱闘アナーキー・イン・ジ・アリーナ・マッチに出場します。
かつてブライアンが所属したユニットBlackpool Combat Clubの仲間だったモクスリーやクラウディオ・カスタニョーリは、ブライアンとの絆を裏切り、プロレスの歴史に名を残すビッグスターのキャリアを終わらせました。
いつか、彼らを成敗するためにブライアンが復帰することを願っているファンは少なくないでしょうが、最近モクスリーと共闘し始めたゲイブ・キッドにとっては「どうでもいいこと」です。
Fightfulによるインタビューの中で、ゲイブはブライアンを徹底的にこき下ろしました。
「裏切り者」の話なんてわざわざ説明されなくても分かってる。俺は外道と組んでんだぞ?あいつは今まで全員裏切ってきた。俺がそれを考えないとでも?
俺は「裏切り」が何なのかをちゃんと分かってるし、裏切りを見抜く力もある。だけどな、ダニエル・ブライアンのことなんかクソどうでもいい。あいつはもう時代遅れだ。ゲームから降りて、森の中で葉っぱでも食ってろ。勝手にやってろよ、クソが。
ここまで言われたら、ブライアンも黙っていられない…はず。新日本プロレスへの愛を掲げるWarDogsのゲイブがAEWへ参戦することによって、刺激的な関係がいくつも生まれています。彼にしかできない形で話題を振りまいているのは素晴らしいですね。


(Fightful)
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