“TOPGAIJIN”ことビー・プレストリー(STARDOM, AEW)がtalkSPORTのインタビューの中で興味深いことを語っていたので紹介します。
NXT UKに加わらなかった理由
イギリス出身のプレストリーにとって、NXT UKはどのような存在だったのでしょうか。NXT UKから誘いがあったとして、それを断ることはできるか?という質問に対し、こう答えています。
難しいですね。トニー・ストームは親友なので。カイ・リー・レイやパイパー・ニヴン(バイパー)との間にも強い絆がありますよ。パイパーとは日本でタッグを組んでいましたし、カイ・リーとも何度も一緒に仕事をしました。
NXT UKの女子部門にはSTARDOMでもおなじみのメンツが多く、彼女たちは強い絆で結ばれているようです。戦友たちが活躍の場に選んだWWEから、プレストリーも接触を受けたことがありました。
彼らが私に契約を提案してきた時、私はすでにパイパーとカイ・リーがサインしたことを知っていました。私にとっては、英国のトップ女性のうち2人がサインしたわけだから、私にスポットライトが当たらないなんてことはないな、と。ミドルカードに出るようなレスラーとして契約するつもりだったんですけど、それだとスポットライトを浴びるのが遅くなるかもしれない。それでこう思ったんです。「OK、もし出ていくなら…。でも、まだ日本でもっとたくさんの経験をしたいと思っているし、やりたいことはたくさんある」と。私にとっては良い決断でしたね。
プレストリーを巡ってWWEとAEWの間で争奪戦が勃発し、これを制したのはAEWでした。彼女は今、STARDOMとAEWを掛け持ちしています。
なぜAEWを選んだのか?
プレストリーとAEWの接点はCody & ブランディ・ローデス夫妻との関係から生まれました。以前からいい関係を築いていたのです。NXT UKからのオファーが来た時、プレストリーはCodyに相談しました。
「NXT UKからオファーが来たんだけど、私自身がそこで何をしたいのかがハッキリとしないんですよね」と伝えたら、2人はAEWのパート・タイマーのオファーをくれました。まだSTARDOMで大役を演じていたかったし、AEWとの話し合いはNXT UKよりもうまく進みました。もしNXT UKに行ってしまったら、日本にいるのと同じようにコミットすることはできないかもしれませんから。