WWE・NXTとAEW・Dynamiteのテレビ戦争「ウェンズデー・ナイト・ウォーズ」。10月第5週のレイティングが明らかになっています。
レスリング・オブザーバーによれば、10月第5週(10月30日)のNXTとDynamiteの平均視聴者数はこのようになっています。
- NXT: 580,000世帯(前週698,000世帯。14%減)
- Dynamite: 759,000世帯(前週963,000世帯。21%減)
今週もDynamiteの勝利となりましたが、数字は急落しています。この日はFOXでMLBのワールドシリーズが放送されており、20,800,000世帯もの視聴者数を獲得しています。今年のワールドシリーズは視聴者数が伸び悩んでいることが知られていますが、プロレス番組にとっては圧倒的な脅威でした。
また、両番組の視聴者数の差は159,000世帯となり、過去最小になっています。
もう1つの重要な数字である18歳から49歳までの視聴率も見てみましょう。
- NXT: 0.18(前週0.21。17%減)
- Dynamite: 0.33 (前週0.45。27%減)
こちらも急落。特にDynamiteの数字の落ち方は心配になるレベルです。とはいえ、性別やより細かい年齢差でNXTと比較すると、50歳以上と12-34歳の女性以外の数字はすべてDynamiteが勝っていました。男性の18-49歳の数字は0.48となっており、NXTの0.23に2倍以上の差をつけています。
2週連続でMLBのポストシーズンの影響を受けたウェンズデー・ナイト・ウォーズ。次週の数字に注目が集まります。NXTは再びミリオンに近づくことができるでしょうか?
(Wrestling Observer)
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