WWEとサウジアラビアの関係には常に批判的な声があります。しかし、WWEにとって、サウジアラビアは非常に重要なビジネスパートナーです。
近年のWWEは、年に1〜2回のサウジアラビア大会を開催し、その度に莫大な利益を得ています。ジョン・シナ VS CMパンクのように、WWEユニバースが「何としても見たい!」と思うようなカードがサウジアラビアで実現することもあります。
サウジアラビアにおける言論の自由や女性の権利などの人権問題はあらゆる場面で問題になってきました。WWEとサウジアラビア政権の蜜月の関係に批判の声が上がること自体は、仕方のないことかもしれません。
WWEのトップスターとして活躍するコーディ・ローデスは、こうしたサウジアラビアとの関係への批判について、先日開催されたサウジアラビア大会Night of Champions直前のインタビューで「WWEの使命だ」という考えを語りました。
これはファンに対する責任だ。俺たちのビジネスは、ショーが行くところに行くことだ。政治的立場や思想を詮索する文化もあるけど、そんなことは本来どうでもいいはずだよ。
実際に行ってみればわかる。現地のファン、ミート&グリートに来る人、ホテルの外で待つ人たちの熱量は、アメリカやヨーロッパとまったく変わらない。
どの国にもWWEを愛する人がいる。その熱意に応えるのが俺たちの使命だよ。
(Fightful)
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