ジェイ&マーク兄弟によるタッグチーム、ブリスコ・ブラザーズ。日本でも活躍した彼らは21世紀を代表するタッグチームとして知られています。
インディシーンのタッグプロレスを牽引し、いくつもの名勝負を生み出してきた2人。2023年に兄ジェイが交通事故死したことでタッグとしての活動は終了しましたが、弟マークはAEWでシングルプレイヤーとして奮闘しています。
兄弟で築いたレガシーは並大抵のものではありません。最新のインタビューで、マークはブリスコ・ブラザーズがいかに大きな存在だったのか、そして一人になった今、そのレガシーをについてどう考えているのかを明かしました。
俺の人生で、ジェイとブリスコ・ブラザーズとして積み上げたタッグキャリアほど大切なものはない。仮に千回の五つ星マッチをして、どんな賞を総なめにしたとしても、今からできることはブリスコ・ブラザーズのレガシーには到底及ばないよ。
高いレベルのパフォーマンスを見せることでファンに楽しんでもらい、昔のブリスコ・ブラザーズの試合を探して観てもらうこと。これは、今の俺にとって大事な仕事なんだ。ブリスコ・ブラザーズは宝石のように素晴らしいからね。
ジェイが巻き込まれた交通事故で、2人の娘、ジェイリーとグレイシーも大怪我を負いました。ブリスコ・ブラザーズの生涯を追ったドキュメンタリー『Two in One: The Briscoe Story』について触れる中で、マークは残された娘たちについても語りました。
これから先、俺が死ぬまで、ジェイリーとグレイシーの二人は俺のヒーローだ。「よくやってるな、マーク。ブリスコ・ブラザーズを背負うなんてすごいよ」って言われるけど、本当に背負ってるのはあの子たちなんだよ。
医者がグレイシーはもう歩けないって言った時、俺は「お前らグレイシーピューのこと何もわかっちゃいないな」って思った。だって彼女はジェイの娘なんだぞ?小さなジェイみたいなものだ。負けるわけないだろ。今じゃ、彼女はバク転までできるように回復したよ。


(Fightful)
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