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カリオン・クロスがヒールとファンに対するWWEの姿勢を批判。「なぜファンの女の子と交流しちゃいけないんだ?俺が煽ったみたいに言われて嫌だった」

インタビュー

紆余曲折を経てWWEから退団することになったカリオン・クロス。Youtubeで公開した動画の中で、彼はWWEの「ヒールとファンに対する姿勢」に疑問を呈しました。

スカーレットと共にWWEとの契約を満了し、ブッキングを募集している彼は、WWE在籍時から自身の仕事やWWEスーパースターとしての美学を語り、一部から「誠実だ」と称賛されていました。彼にとって、「ヒールはファンと交流してはいけない」というようなWWEの考え方は受け入れられないものだったようです。

Youtubeに公開した動画の中で、彼はファンからWe Want Kross!!チャントが起こることや、ヒールでありながらファンと交流することへの哲学、そしてWWEのヒールへの考え方への否定的な意見を語りました。

7月7日のRAWが終わって、会場から出ようとしたらファンがたくさん待っていてくれたんだ。もう視界がトンネルみたいになってた。信じられなかったな。

 

歩き出そうとしてたら、妻スカーレットが腕を2回つねってきた。反応しないから強くつねられて…妻がそんなふうにするのは何かあった時だけだから、即座に振り返った。頭の中で一気に90個ぐらいの考えがよぎったんだ。「あ、やばい…何か忘れ物をしたから戻らなきゃ…」とか、「何かを落としたのか?」「誰かが突っ込んできてるのか?」とか。

 

完全に夫モードになって反応したら、妻が「この小さな女の子が5分もあなたの注意を引こうとしてるんだから、帰る前に挨拶して」って。「おい、びっくりさせるなよ…」って思ったよ。

でも正直言うと、あれを思い出すと今でも嫌な気分になる。なぜならその後、誰かに「ああいうことはやらない方がいい」って言われたんだ。状況を理解してもいないのに、まるで俺が煽ったみたいな言い方をされてさ。会話ですらなく、ただ一方的に話された。プロレス業界ではよくあることだ…会話じゃなく、ただ「言いたいだけ」の人間もいる。

 

なんでやっちゃいけないんだ? テレビ番組に出ることもあれば、WWE外部のメディアに出演することもある。この30年間、WWEでは悪役だってチャリティー活動に送り出されて、それが映像として撮られ、宣伝されてきたじゃないか。

 

俺はビジネスを壊すようなことは何もしてないし、試合中でもなかった。だからこそ余計に腹が立つ。あの2つの瞬間がリンクしてしまったのが嫌だ。時間が経てばマシになるかもしれないけど、今はまだ気になる。

 

俺は間違ってないし、正直に言えば、またやり直すとしても同じことをする。あの人たちはお金を払って来てくれてる。子供の頃、レスラーに会えるのを待っていて、悪役も含めて誰一人として俺を無視しなかった。だから、あれは正しかったと思う。先人たちが良い手本を示してくれた。ただの俺の意見だけどな。

(Inside The Ropes)

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