SummerSlamでの試合を最後にWWEから解雇されたアンドラーデ。一体何があったのでしょうか。
2024年のRoyal Rumbleで久々にWWEへ復帰した彼は、安定した出番を得ていたものの2年足らずで退団することになってしまいました。事実上の解雇だとされており、詳細は不明なものの、バックステージで何かが起きていたことは間違いないようです。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、アンドラーデは数週間前に「規律上の問題」を起こしてしまい、テレビ収録の場で帰宅を命じられ、その後は一度も起用されなかったそうです。薬物や飲酒、異性とのトラブルではなかったそうですが、周囲が「彼はもう戻ってこないだろいう」と考えるほどの大事だったのだとか。
さらに、彼は今回のWWE在籍期間に少なくとも一度、ウェルネスポリシー違反があったそうです。その詳細は不明で、今回の解雇につながったのかどうかもわかりませんが、バックステージで何度か問題を起こしてしまっていたようです。
また、WWEは彼をAAAに起用する計画も立てていました。かつてCMLLのトップ選手だった彼は、AEW時代に2度AAAのリングに上がっていましたが、今回の解雇により計画が実現することはありませんでした。
彼にとって、最初のWWEでの活動は2015年から2021年。NXTで目覚ましい活躍を披露したもののメインロースターには適応できませんでした。今回もAEW時代のようなバックステージでのトラブルを起こしてしまい、才能を活かしきれずに退団。本当にもったいないですね…。

WWE退団のアンドラーデはAEWへ復帰するのか?「WWE復帰を望んでいたレスラーの獲得は得策じゃない」の声も
先日WWEから解雇されたアンドラーデ。その才能を活かせる大舞台は限られています。 今回の解雇により、WWEに買収されたメキシコの団体AAAやWWEと提携するTNAと契約する可能性は...
(Wrestling Observer)
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