WWEから解雇された直後にAEWへ移籍し、即座に姿を消したアンドラーデ。
WWEは、複数回のウェルネスポリシー違反を犯した彼を解雇するにあたって、通常の契約途中での退団に設けられる90日間の給与補償、および他団体での活動を制限する同期間の競業回避義務を課さなかった…とされていました。
そのため、プロレス業界内では「アンドラーデはフリーエージェントであり、即座に他団体での活動が可能だ」という認識が広まり、WWE内部すらそう考えていました。もちろんAEWもその認識で即復帰を実現させたのです。
しかし、複数の報道によれば、WWEがAEWに対して「アンドラーデには競業回避義務がある」と通告。通常とは異なる「無給での活動制約」を主張した可能性があるようです。
Fightfulによれば、無給での競業回避義務の主張に対して法廷で争うのは容易であるものの、法廷闘争が90日を超える可能性が高いという現実的な問題もあるといいます。
AEWの情報筋によれば、この件についてAEW内部でアンドラーデに対するネガティブな反応はなく、活動可能になり次第試合に出場させるプランは変わらないようです。
WWEが主張する競業回避義務期間は2026年1月まで続く予定です。
(WrestlingNews.co, Wrestling Observer, PWInsider, Fightful)
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