■追記
かつては「WWEへの移籍が確実視されている」と報じられ、そのためにAEWのトニー・カーン社長から起用を避けられているとさえ噂されていたデビッド・フィンレーですが、最終的に彼が選んだ新天地はAEWへの移籍でした。
この記事は、多くのレスラーがAEWからWWEへと流れる潮流の中で、フィンレーもまた家族のいるWWEへ向かうのではないかと強く推察されていた当時の情勢をまとめたものです。「片足をドアの外に出している選手は使わない」というトニー・カーンの姿勢や、他選手の移籍事例を引き合いに出しながら、フィンレーの去就が語られていた背景を振り返ります。かつての「移籍の噂」と、現在の「AEW所属」という結末の対比を感じながらご一読ください。


以前は「WWEからAEWへ移籍するレスラー」がたくさんいましたが、最近はAEWからWWEへ移籍するWWEスーパースター」が増えています。
コーディ・ローデス、ジェイド・カーギル、イーサン・ペイジ、リッキー・セインツ(リッキー・スタークス)、ペンタ、レイ・フェニックス、ブレイク・モンロー(マライア・メイ)、アリスター・ブラック(マラカイ・ブラック)、ルセフ(ミロ)など…。彼らは様々な理由によりAEWを去り、WWEで大きなチャンスを掴んでいます。
この中でも、特にセインツやフェニックス、ブラックらはAEW在籍時からWWE移籍が噂されており、そうした噂は「AEWでの扱いが悪いのは、彼らがWWEへ行く可能性が高いとトニー・カーン社長が考えているから」という報道とセットになることもしばしばです。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、新日本プロレスのデビッド・フィンレーのAEW遠征が2022年以降ないことについて、トニーが「フィンレーには、将来的にWWEへ移籍する可能性がある」と認識しており、それが原因で彼をAEWへ招き入れていないのだそうです。
メルツァーは、トニーが「すでに片足をドアの外に出していて、WWEに行こうとしている人間を使いたがらないようになった」と指摘しています。
上記の移籍例で言えば、モンローはAEWで過ごした2年間を女子部門の中心的存在として過ごした一方で、「長年の夢だった」WWE移籍を叶えるためにAEWとの契約満了後すぐにWWEへ移籍しました。また、セインツはコーディ・ローデスとの師弟関係で知られており、師匠の後を追う可能性は高いとされる中で唐突にAEWでの立場を失いました。
ペンタとフェニックスは周囲に「俺たちはWWEへ移籍するぞ」と吹聴していたという噂もありましたし、トニーは「WWEに行く可能性が高いレスラーを起用するより、AEWに貢献してくれる人材にリソースを割きたい」と明確に考えているのでしょう。フィンレーのWWE移籍の可能性はともかくとして…。
(Wrestling Observer)

あわせて読みたい







