ドリュー・マッキンタイアのキャリアは、いくつものタイトル獲得と確かな実績によって高く評価されています。
一度WWEから解雇されるという苦労も経験しましたが、後に復帰。解雇された選手が団体外で成功し、その後WWEのトップスターになるという道筋を示しました。しかし、彼のキャリアの始まりは、非常に厳しいものでした。
出演したPodcast番組で、彼は初めて「よし、この先何年もレスラーを続けていけるぞ」と実感した瞬間について質問され、スコットランドからアメリカへ渡り、WWEで成功することなど到底想像不可能だと思っていた周囲との戦いや自己鍛錬の大変さを語りました。
子供の頃から、これが俺の残りの人生をかけたものになるって分かってたし、誰に何を言われようと関係なかった。「人口500万か600万のこの小さな国から、あのアメリカの巨大な会社に行けるなんて、何を根拠に思ってるんだ?」「何でお前がそんなに特別なんだ?」って言われてもね。俺は常に自分自身を奮い立たせていたんだ。
そして、初めてプロレスのレッスンを受けた時、俺は「もう準備万端だ。スープレックスもできる。ボディスラムもできる。トップロープからも飛べる。俺はアスリートだ」と思ったものだよ。
でも、実際にテクニカルなレスリングを始めて、受け身を取り始めたら、思ったほど自然にできなかった。そこで「やっちまった」って思ったんだ。トレーナーが「おいみんな、ここに次代のストーン・コールド・スティーブ・オースチンがいるぞ。こいつは次のザ・ロックだ」って言うと本気で思ってたからな。でも現実は、「クソ、学ぶことが山ほどある」だったんだ。
だから、思ってた10倍は努力しなきゃならなかった。レスリングリングでの最初の1年間は、なんだか氷の上のバンビ(生まれたての小鹿)みたいだったよ。
(Fightful)
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