WWEのビジネスパートナーであるNetflixが、AEW最大のビジネスパートナーであるワーナー・ブラザース・ディスカバリーの一部買収を発表。これにより、AEWの未来が不透明になっています。
AEWとワーナーの契約は2027年まで続き、ワーナー傘下のテレビ局での番組放送が決まっています。今回のNetflixによる買収では、テレビ関連の部門は含まれていません。
しかし、AEWの番組を生配信している動画配信プラットフォームHBO Maxは買収対象に含まれるため、AEW関連の配信が停止される可能性があるほか、視聴者数や広告面など様々な面でAEWに影響が及ぶかもしれません。また、WWEがAEW対策として何らかの動きに出る可能性もあります。
こうした状況の中、トニー・カーン社長がROHのPPV・Final Battle終了後の記者会見に登場し、Netflixによるワーナー買収の影響やAEWの未来といった質問に答えました。
買収劇について
まず第一に、まだ決定していないことについてコメントするのは時期尚早だと思うんだ。
未確定な部分には触れずに言いたいのは、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーとは素晴らしいパートナーシップを築いているし、それはこれから先も何年も続いていくってことだよ。テレビ局とHBO Maxでの毎週水曜日の放送契約は、まだ何年も残っているからね。
ワーナー買収の入札企業とトニーの関係
トニーの父シャヒド・カーンはNFLジャクソンビル・ジャガーズのオーナーで、トニーも幹部として働いています。こうした背景から、ワーナー買収に入札したNetflix、パラマウント、コムキャストとは友好関係にあることをトニーは強調しました。
公になっている情報から言えるのは、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの入札者はみんなNFLのメディアパートナーであり、俺たちにとっても素晴らしいパートナーだってことだ。今回の件に名乗りを上げている企業はどこも、NFLの仕事で俺たちが一緒にやっている相手なんだ。
だから、彼ら全員をリスペクトしているよ。候補になっている3社とも密接に仕事をしているから、どうなるか見守ろうと思う。
大富豪カーン一族のコネクションがAEWを救うことになるのか?当面はAEW内部に不安が広まるかもしれませんが、カーン一族としてのマネジメントに注目です。
(Wrestling Observer)
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