2025年のWrestlepaloozaで、ジョン・シナはブロック・レスナーに惨敗しました。
久々のライバル対決となったこの試合で、やく1年半ぶりにWWEへ復帰したレスナーはうっぷんを晴らすように大暴れ。2025年12月で引退するシナは、勝利することができず、リマッチの機会もありませんでした。
最新のインタビューでこの試合を振り返ったシナは、なぜあのような試合展開になったのかを問われ、次のように語りました。
世間があれこれ意見を言うのは大好きだよ。復帰したあいつを見てみろよ、1日たりとも歳をとっていないような見た目で、動きもキレてる。ズボンが裂けたってバレリーナみたいに動けるし、自分の花火(パイロ)で滑っても忍者のように受け身をとって平気な顔をしてる。あいつは野獣だよ。
あの試合は、彼の復帰初戦だった。俺はこの役割を以前にも経験している。ブロックが戻ってくるときはいつも俺がこの席に座ってるようなもんだよな。マイアミの後のザ・ロックの時もそうだし、SummerSlamでのローマン・レインズも「またか」って感じだね。あいつがアンダーテイカーの連勝記録を止めた後も、俺はこの役割を引き受けた。
その夜、誰を輝かせるべきかを見極めなきゃいけない。俺の視点だけで言えば、彼が夕日に向かって去っていくまで構築していくアトラクションなんだよ。誰かが登るべき山を作るためには、まずその山を築き上げなきゃいけない。
俺はもう引退に向かっている身だ。だからって俺の格が下がるわけじゃないが、俺はまだ有効な商品だし、最高のメインイベントになる。「この二人の巨頭を見るのはこれで最後だ」と思えば、それも悪くない。
時には自分のチームが完敗することだってあるさ。俺たちは番組の最初の試合だった。俺はベストを尽くしたよ。中盤までは拮抗した戦いに見せるために、全員でベストを尽くしたんだ。みんな忘れがちだけど、ブロックがショルダータックルで初めて倒れた時、俺はアリーナにいたし、その後観客が求めるものをすべて提供できた。客は盛り上がっていたよ。そこからの、容赦ないF5の連発だ。そうやって「ブロック・レスナー」という存在を作り上げるんだよ。
(Fightful)
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