WWE女子スーパースターの中には、様々な理由で「豊胸」を選択する人がいます。
アメリカのテレビ業界における「セクシーでグラマラスな体型」重視の風潮、自己イメージの向上……。手術を受ける経緯は単純なものではありません。例えば、アレクサ・ブリスは摂食障害のために肉体的、精神的な問題に悩まされたという過去があり、17歳の時に女性らしさを感じさせるために豊胸手術を受けました。それが後の活動での自信につながり、今のキャリアを築くことになりました。切実な理由による豊胸というケースもあるのです。
しかし、時にはネガティブな影響が及ぶことも。2020年、シャーロット・フレアーは「自身を持つために2年前に受けた豊胸手術が原因でシリコン中毒になり、治療のために欠場する」と発表したことがありました。
そして、一度は手術を受けたものの、後で考え方が変わるケースもあります。ニッキー・ベラは、最新のインタビューで豊胸手術と「母親であること」の葛藤を語りました。
クレイジーな話だけどさ…。以前、病院でMRIを撮ったんだ。そしたら医師から「胸に良いバッグ(インプラント)が入ってるね。全部異常なしだよ」と言われたんだけど、その少し後で「少しズレてる」とも指摘された。
まあ、無理もないよね。豊胸手術は、健康のために10年ごとに「作り直す」必要があるんだけど、数年前に作り直した時は、胸筋が「破裂したインプラント」を支えてる状態だった。とんでもない話でしょ?
ある時は、「サイズを小さくしたいな。もう母親だし、体型も変わったから…」なんて思ってた。でも、その後で「いや、やっぱり大きくしたい!」という気持ちに変わったんだ。タイミングが来たら、修正するつもりだよ。
豊胸手術で使われるシリコンバッグなどは、破損や劣化のリスクを考慮し、一定間隔で入れ替えが推奨されることがあります。リスクも少なくありませんが、彼女は「自分の自信につながるし、本人の希望が一番大事。整形や美容施術は本人の自由であり、批判やバッシングに左右されず、自分の気持ちと向き合うべきだ」と語り続けてきました。「豊胸」は今後も彼女を支え続けることになるでしょう。
(Inside The Ropes)
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