プロレス界は様々な側面で変化が起きており、バックステージでも文化や習慣が徐々に変わっています。
しかし、その中には、ベテランたちが「それってどうなの?」と首を傾げてしまうものも。彼らにとって、ロッカールームでの礼儀が重要な役割を果たすことは周知の事実です。試合後の挨拶や到着時の握手など、「習慣」のようなものはあちこちで見られます。
アンダーテイカーのPodcast番組に出演したベイリーは、WWE女子部門のロッカールームのリーダーとして、「ある習慣」が消えつつある状況に苦言を呈しました。それは、「若手たちが自分の試合後も会場に残り、メインイベントを見て学ぶ」というものです。
私がWWEのツアーに出始めた頃は、みんなライブイベントを最初から最後まで見ていたんだ。ジョン・シナも、ローマン・レインズも全部見ていたよ。ここ数年は、セス・ロリンズがいつもモニターの最前列にいるね。
ライブイベントで試合を終えて、ステージ裏に戻ってくると、そこにモニターがあって、選手たちがそこで見ているんだ。戻ってきた選手がセスに「どうだった?」と聞いて、セスが答えているのを、周りの選手たちも聞く。そして学ぶんだよね。
でも最近は、自分の試合が終わるとすぐに帰っちゃう連中がいる。セスがメインイベントを終えて戻ってきても、誰もいないんだ……。セスにアドバイスを求めておいて、いざセスが試合を終えて戻ってきたらもういないって?
本当にイライラさせられるよ。試合がない選手なんかは、さっさと帰っちゃうしね。
せっかく学びの場があるのに、活用しないなんてもったいない…。彼女の気持ちはよくわかります。選手たちが時間をどう使うかも、時代によって変化しているようです。
(WrestlingNews.co)
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