PLE・Clash In Parisで対戦したジョン・シナとローガン・ポール。世界的人気を誇る2人の対決は大きな話題になりました。
引退ロードを歩んでいたシナにとって、これからのWWEを担っていくスターであるポールとの対戦は避けられないものでした。勝利したのはシナ。しかし、彼は試合中にポールの才能を認めていたようです。
WWE社長のニック・カーンは、ポールのPodcast番組出演した際にで「ポールがシナからのリスペクトを勝ち取った瞬間」について語りました。彼が試合前のシナへ「ポールについてどう思うか?」を尋ねると、シナはその時点では回答を避け、実際に試合をしてから答えると伝えたといいます。そして試合の数時間後、シナはニックに電話をかけ、ポールに対して最大級の賛辞を送ったとか。
試合の直前に、俺は「ローガン・ポールに対する率直な感想を聞かせてくれ」とシナに言ったんだ。すると彼は「試合が終わってから教えるよ」と言った。そして試合の1、2時間後くらいに電話がかかってきて、こう言ったんだ。「あいつは”持ってる”な」と。
「ポールにフィジカルなスキルがあるか?」なんてことは、初めから問題じゃなかった。リング上での動きに関しては、時間をかけて練習し、それを実行できる状態であることは誰もが知っているからね。
ジョンにとって重要だったのは、「彼がシナと一緒に観客をコントロールできるか?」「相手との駆け引きができるか?」という点だったんだ。それはつまり、「シナの指示に従うことができるか、そして彼が主導権を握ることができるか?」ということだ。
俺の立場から見ても、ポールは確実に彼に対して自分を証明してみせたと思う。人生とは、何度も自分を証明し続けることだと俺は思っているからね。つまり、シナのお墨付きをもらったんだ。これは俺にとっても大きな意味がある。ちなみに、俺たちは「きっと認められるだろう」と予想していたけどさ。
(Fightful)
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