WWEの重鎮ブルース・プリチャードが、ジョン・シナの試合内容やバックステージでの政治力に関する長年の批判に対し、強く擁護しました。
エグゼクティブ・ディレクターとしてWWEを牽引する彼は、出演したPodcast番組でシナに関するネット上の噂に言及。彼が「プア・ワーカー(試合下手)」だという説や、トップ時代に他の才能を意図的に潰していたという説を否定しました。
シナの実力に関する議論は公平と言えるのか?
ネット上のファンやデイブ・メルツァー、あの辺の信用ゼロの連中の話だろ。またこれか、「ああ、あいつは酷い、酷いワーカーだ」ってな。
じゃあ、ハルク・ホーガンに「業界最高のワーカーは誰?」って聞いてみな。「ビンス・マクマホンだ。一番金を稼ぐからな。俺は2番目だよ」って言うはずだ。じゃあ誰が最高のワーカーなんだ?もしジョンが一番稼いでいたのなら、ジョンってことになるだろうな。
シナが他の選手を潰していたという噂について
そんな経験は一度もないな。俺がそこにいた時期も、そして今現在もそうだと言える。ジョン・シナが誰かにそんなことをしているのを見たことがない。それどころか逆だよ。
ジョン・シナというパフォーマーは常にこうだった。「何をやってほしいか言ってくれ、その通りにするよ。こうやったらどうだ?よし、こういうやり方はどうだ?これについてどう思う?」ってな。ジョンはいつだって、物事をより良くしようとしていた。
ジョンが誰かのところへ行って、誰かを蹴落とそうとしているところなんて一度も見たことがない。むしろ逆で、ジョンが「なあ、彼を使って何かできないか?彼女と何かできないか?彼らと何かできないか?めと言っているのを見てきた。他の連中を引き上げようと、たくさんのアイデアを出していたよ。
だから、俺が見てきた唯一のネガティブな話ってのは、ネットのどこかから出てきたような、誰かがどこかで言ったことをただ繰り返しているだけのような話さ。
トップスターには様々な噂が流れるものですが、こうした話は周囲の人物によって否定されることが多いでしょう。
(Wrestling Inc)
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