ジョン・シナが引退試合で「タップアウト負け」したことは、プロレス業課内のみならずファンの間でも議論の的になっています。
ネバーギブアップの男がタップアウトしてリングを去る…。後日、彼は「あの男の安らかな死だった」とコメントしており、結末に納得していることを明かしています。しかし、「タップアウト以外のやり方もあったはずだ」という意見は絶えません。
同僚のセス・ロリンズは、最新のインタビューでこの試合の結末への意見を明かしました。シナ自身のアイデアだったのだろうと推測しつつ、シナがなぜタップアウト負けを選んだのかを語っています。
俺の勘だけど、あれは彼自身のアイデアだったんじゃないかな。本人に聞いたわけじゃないから本当かどうかは知らないけどね。ジョン、もし裏事情をバラしちゃってたら悪いね。
この業界の慣習として、去りゆく時は相手を立てるのが筋ってもんだろ。
もしジョン・シナがあの試合で勝っていたら、今日こうして俺たちがこの話をしていることさえなかったはずだ。誰も話題にしないだろうな。終わった瞬間に「ああ、最高だったね」で終わりだ。それだけさ。
でも、それじゃあ金は生まれないんだよ。
一部では、「去りゆく時は相手を立てるのが筋…という習慣自体が古臭い」という意見もあります。ただ、現場で働く選手たちにとっては、これは当たり前の考え方なのでしょう。
(Wrestling Inc)
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