AEWの旗揚げ元年が終わろうとしています。3度のPPV開催を経てウィークリー番組”Dynamite”の放送がスタート。当初は視聴者数も好調でしたが、最近は数字が下がり、ライバル番組のWWE・NXTに負けることも珍しくなくなりました。
新団体のAEW入団前はデスマッチレスラーとして名を轟かせていたジミー・ハヴォックは、Wrestling Incのインタビューの中でAEWの舞台裏についてこう語っています。
AEWのロッカールームは今までに参加した団体の中でも最もポジティブだね。誰もができる限り最高の番組を作ろうと努力している。
努力が必ずしも成功につながるとは限りませんが、士気が下がらなければ面白い番組を作ることはできるでしょう。AEWにとって2020年は重要な一年になります。NXTとの争い、そして棚橋弘至の爆弾発言によって取り沙汰されている新日本プロレスとの業務提携など、注目ポイントはたくさんあるので、まずは調子を取り戻すきっかけを見出したいところです。
ところで、ハヴォックはAEW入団前はインディ団体MLWに所属していました。これはMJFも同じです。2人は特別にAEW設立後もMLWへの参加が許可されていますが、2020年も同じステータスが続くかどうかはわからないそうです。
AEWとMLWでの仕事を楽しんでるけど、AEWでの仕事は週に2〜3回しかないから、腕がなまらないように最近はインディ・シーンでも仕事をしてるんだ。
(来年もMLWに参加できるかどうか)どうなるかはわからない。予定がかぶってしまった場合、どうなるかは見当もつかないよ。(MLWのCEOを務める)コート・バウアーと(AEW社長の)トニー・カーンの関係はよくわからないけど、もし彼らが団体の掛け持ちを許してくれるのなら、悪くはないんだろうね。
AEW所属のCIMA率いる#STRONGHEARTSがMLWに参戦することは既報の通り。両団体の関係は良好なのではないでしょうか。MLW所属のデイビーボーイ・スミス・ジュニアもAEW参戦に興味を示しているようなので、交流がより活発になったら面白そうですね。