WWE・NXTとAEW・Dynamiteのレイティング戦争「ウェンズデー・ナイト・ウォーズ」。同じ曜日・同じ時間に放送される2つのプロレス番組の間で勃発したレイティング戦争は、2020年に突入して新たな局面を迎えています。
レスリング・オブザーバーによれば、1月15日放送分の視聴者数は次の通り。
- NXT: 700,000人(前週721,000人)
- Dynamite: 940,000人(前週947,000人)
両番組とも横ばいの数字となりました。AEWは2020年に入ってからの3度の放送でいずれも90万人台の視聴者を獲得。数字が落ち込んでいた2019年12月から見事に数字を回復させています。
一方のNXTの2020年は苦しい出だしとなっています。1月1日放送回は548,000人と低調で、7日、15日ともに70万人台。Dynamiteに連勝していた時期もありましたが、勢いを取り戻したDynamiteに苦戦している状態です。
もう1つの重要な数字である19−49歳の視聴率も見てみましょう。
- NXT: 0.21(前週0.19)
- Dynamite: 0.38(前週0.36)
こちらもDynamiteが圧倒しています。Dynamiteは50代の男女以外のすべての年齢・性別層でNXTを上回っています。これはDynamiteの放送開始からしばらくの間見られた傾向で、2019年12月には一部がNXTに侵食されてしまった得意分野です。NXTが得意とする50代以上の男女の数字もギリギリの勝利(NXT: 0.35、Dynamite: 0.34)となってしまいました。
(Wrestling Observer)
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