現地時間5月23日に放送されたAEWのPPV”Double or Nothing”のメインイベント「スタンピード・マッチ」は、TIAAバンク・フィールドというフットボール・スタジアムで行われました。その中で、サンタナ & オルティスがマット・ハーディをプールで「溺れさせようとする」シーンがあり、これについての批判の声が上がっています。
What the…
Watch the Double or Nothing reply NOW on all major cable & satellite providers / @BRLive / @FITETV (Intl Fans Only) #AEWDoN pic.twitter.com/7ZeoQepcSD— All Elite Wrestling (@AEW) May 24, 2020
なぜこのシーンが批判されているのか?その背景にはある1人のレスラーの死があります。5月17日、元WWEスーパースターのシャド・ガスパードが亡くなりました。死因は溺死。ビーチで遊泳中に波にのまれて沖に流されてしまったそうです。
つまり、これはガスパードの死と同じ週に元WWEスーパースターが「溺れさせられる」シーンを放送したことについての批判なのです。
この件について、クリス・ジェリコはこう語っています。
(該当シーンへの)反感は不要なものではなかった。[…]俺たちは誰一人としてそのことについて考えたことはない。俺は一度もないよ。
振り返ってみれば、言ってはいけないことがいくつかあった。でも、あのスポット自体は、マットは長い間そうしてきたからね。悪意を持って無礼なことをしようとしたわけじゃない。[…]後になるまで気づかなかったことについては、今後そのことをもっと認識する必要がある。
でも、実際のところ、シャドはあの試合を楽しんでくれると思うよ。あの手の滑稽なものを楽しむやつだからね。