Wrestling Incは、ビンス・マクマホンが選手たちに対してサードパーティの利用禁止を命じ、10月2日までに中止しなければ厳しい措置を取ると通達したと報じました。「サードパーティ」にはTwitchやYoutubeチャンネルが含まれるものと思われます。
このスクープのアップデートとして、PWInsiderはこの通達を受けた選手たちは困惑していると報じました。
上記の「含まれているものと思われます」という言葉は、「サードパーティが具体的にどのようなサービスを指しているのかがわからない」ためにこう書かざるを得なかったのですが、選手たちにも具体的な指示が出ていないとのこと。何が許可され、何が許可されないのかが正確に伝わっていないようなのです。内容は曖昧なのに処分が厳しいというのはまったく良いことではありません。
選手たちは、実際に確認していない状況で、「おそらく個人的なストリーミングチャンネルをシャットダウンしろ、という命令だろう」と感じているとのこと。
もともとWWEの番組の外側で活動している選手は複数人存在しましたが、新型コロナウイルスのパンデミックが起き、ツアーが中止されている状態では、新たなブランドの確立や新たな収入源の確保につながるストリーミング・サービスの利用は重要になっています。”KanaChanTV“で公開されている動画を通してアスカの一個人としての側面を知り、彼女のことを好きになったファンも多いでしょう。
厳しい状況下で収入を得るための活動を制限するという指示に対し、不平不満を抱いている選手もいるとのこと。PWIのマイク・ジョンソンが話をした選手は、ツアーができない状態ではグッズなどのロイヤリティはボーナスとしての意味をなさないと語っていたそうです。
PWIによれば、新たな番組収録の際に詳しい説明があるだろうとのこと。選手たちの個人発信が終了するかどうかはそこで決まりそうです。