新日本プロレスのハロルド・ジョージ・メイ社長が退任するタイミングで、新日本とAEWの関係について様々な話が出てくるようになりました。
AEWは番組内で新日本に言及することが増え、新日本のTwitterアカウントがAEWアカウントのツイートをリツイートしたこともありました。
こうした表面的なものから、AEW側は新日本との仕事を望んでいること、元新日本所属選手たちがメイ社長に不満を持っていたこと、新日本のとある選手がAEWとの仕事にメリットがあると考えていること…といったインサイダーなものまで。何かが動きそうな気配は漂っています。
新日本プロレスとAEWの提携の可能性について、選手たちはどのように考えているのか?
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レスリング・オブザーバーによれば、新日本の選手はAEWとの仕事に興味を示しているそうです。ただし、経営陣のAEWに対する認識は今も良くないようで、ケニー・オメガなどのトップレスラーを新日本から奪った(と考えている)相手と仕事をするということが引っかかっているそうです。
メイ社長から大張新社長に体制が移行したから距離が急激に縮まる、というわけではないのかもしれません。
AEW社長のトニー・カーンは、新日本との関係、メイ社長の退任による変化について、次のように語っています。
我々は新日本にレスラーを送り込んできたけど、向こうからレスラーがやってきたことはないんだ。正直言って、俺はこの業界で最もパートナーとしての仕事をやりやすい人間の一人だから、もっと双方向の関係になることを望んでいるよ。NWAやAAAとも仕事をしてきた。新日本にもレスラーを送り込んできた。ハロルドがいなくなったことで仕事がよりやりやすくなるかどうかは分からない。でも、そうなるかもしれないという予感はあるんだ。
(Wrestling Observer, SESCOOPS)
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