先日放送されたAEW・Dynamiteに新日本プロレスの棚橋弘至がビデオ出演しました。
新日本とAEWの関係には変化が生じる兆しがあります。新日本のハロルド・ジョージ・メイ社長が退任したタイミングでAEWが新日本への言及を増やし始め、SNS上では棚橋のDynamite出演について両団体のアカウントが互いのツイートをリツイートし合いました。
AEWの核となるThe Eliteの面々が新日本プロレスでも活躍していたということもあり、両団体の提携を望む声は少なくありません。選手たちはこのことについてどう考えているのでしょうか?
Fightfulは3人のレスラーに話を聞きました。
AEWのとあるトップレスラーは、
AEWにいる多くのレスラーは今も新日本の人たちと連絡をとっているよ。メイは英語圏のレスラーたちを軽視していたから、もともと彼らからは信用されていなかった。対応も良くなかったし。トニー(・カーン。AEW社長)は友好関係を保つために最善を尽くしたよ。
と語っています。AEW寄りの意見ですね。
元新日本のAEW所属レスラーは、
多くのレスラーは新日本でも働けるオプションがついている。トニーはその気になればこのオプションを認めないこともできたんだ。彼が実際に口に出すかどうかは別として、彼が関係を結ぶことを望んでいることの明確なサインだと思うね。ハロルドと個人的な関係を持っていたかはわからないけど。俺はあったけどさ、もうハロルドとは仕事をしたくないと思ったものだよ。
と語っています。確かに、AEW所属の大物レスラーたちは新日本にも参戦可能な契約を結んでいますね。
Fightfulはある新日本所属レスラーにも話を聞いています。その人物は、
新日本、AEW、レスラーにとっての収入が増える
という理由で関係が発展することを期待しているそうです。ただし、新日本はアメリカ進出を狙っている団体なので、このことが関係の発展を阻むことになるかもしれないと考えているようです。
少なくとも、この3人は今以上の関係になることを望んでいるようです。実際にどうなるかは新日本の大張新社長次第になるのかもしれません。
(Fighful)