2020年、AEWは他団体との交流に乗り気な姿勢を見せています。NWA所属のサンダー・ロサが志田光の持つAEW女子世界王座に挑戦したのはその一例です。また、新日本プロレスとの関係についても、社長のトニー・カーンは「よくなるかもしれない」と語っており、将来的な提携の可能性を否定していません。
しかし、副社長のCodyは、他団体と本格的に提携し、DynamiteやPPVに他団体レスラーが積極的に登場するような状況にはしたくないと考えているようです。
本格的に他団体と提携してショーを開催することはないと思ってる。我々は自分たちのブランドに強い誇りを持っているんだ。でも、関係性という点では決して扉を閉じることはないよ。橋は架けないけどね。
(今後の)日本プロレスとの仕事上の関係について話している人たちがいて笑っちゃったよ。もう関係を持っているのは明らかだからね。ジョン・モクスリーとクリス・ジェリコが新日本に参戦しているじゃないか。ビリー・コーガン(NWAオーナー)とトニー・カーンは連絡を取っている。サンダー・ロサの参戦はその典型例だ。
先週の番組に棚橋弘至が出演したのはとても良かった。ぜひ試合をしたいと思っていたんだけど、一度もシングルマッチの機会がなかったんだよね。将来的にはそういう機会があるかもしれない。ただ、扉は開いているけど、橋は架からない。
AEWはあくまでAEWとしてやっていく、という強い意志を感じます。他団体、特に新日本との提携を待ち望んでいるファンは少なくありませんし、Codyが棚橋と試合をする機会があるかもしれないと語っているように、AEW側には新日本所属レスラーとの試合を望んでいるレスラーがいます。
サンダー・ロサのような形で棚橋やオカダ・カズチカがAEWに参戦する可能性はゼロじゃない、ということが明言されただけでもファンとしては嬉しいです。
(参考: Cultaholic)