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「インパクト・レスリングと組んでもAEWには得がない」?インパクト副社長がこうした意見に反論

インタビュー

2020年12月にケニー・オメガがAEW世界王座を戴冠し、インパクト・レスリングの番組に出演するようになってから、両団体の関係に注目が集まるようになりました。レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、両団体の間で何が起きてもおかしくない状況とのこと。関係がいつまで続くかはわかりませんが、注目せざるを得ない状況にあることは間違いありません。

しかし、この関係について、一部のファンから「インパクトの寄生状態」「AEWには得がない」という意見も出ています。これらに対し、インパクト副社長のスコット・ダモールが反論しました。

見なよ。AEWは僅かな間に素晴らしいプロダクトを構築した。トニー・カーン(社長)と彼のチームに脱帽だ。レスリング・ビジネスでの成功は上昇気流のようなもので、誰かの成功はみんなの成功につながると私は信じている。

彼らとクロスオーバーできてとても嬉しい。プロレス界では、「なぜ他の誰かと組むのか?」という疑問がつきまとう。両団体にとって、この関係は注目を集めることに繋がった。私たちはとても感謝しているんだ。お互いの番組に話題性を与えたと思う。レスラーレベルでのコラボレーションは多くの新鮮なマッチアップの可能性を生み出す。今後の展開がどうなるかは見ものだね。プロレスファンにとっても、レスリング・ビジネスにとっても、最高の時代だ。

また、AEWのヤング・バックスがインパクトに復帰することをほのめかしていることについては、次のように語っています。

ヤング・バックスは素晴らしいよ。もし彼らの成功を幸せに思わない人がいるとしたら、その人は偉大な人物のサクセスストーリーやその人の面白さに関心がないんだろう。努力を重ね、この信じられないような成果を出したんだ。

バックスはインパクトへの復帰をほのめかしていたね。私の考えはいつもこうだ。「扉は常に開かれている」。昔、TNA時代の彼らと少しだけ仕事をしたことがある。その時も彼らの仕事ぶりは素晴らしかったし、日本でも活躍した。彼らは偉大だ。プロレス界のビジネスとそのあり方に革命を起こしたんだから。

バックスにはモーター・シティ・マシンガンズとの間に絆がある。みんな、彼らの試合を見たのは何年も前だよね。もう一度実現するとしたら、それはドリームマッチだよ。プロレスファンにとって、信じられないような、感動的で、満足感のある試合になるだろうね。

両団体の提携がより良いものになることを願っています。

(SI)

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