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AEWにまた新メンバーが加わる
5月25日の旗揚げ興行”Double or Nothing”に向け、ロースターのみならずスタッフ陣の充実も図っているAEW。先日はECWスターのジェリー・リンがコーチに就任したと発表しましたが、今度はレフェリーが新たに加わることになりました。
2017年にジョーイ・ライアンが旗揚げしたロサンゼルスのローカル団体”Bar Wrestling”の興行中にAEWの副社長を務めるヤング・バックスが登場。BWのレフェリーを務めるリック・ノックスがAEWと契約を結んだことが発表されました。ノックスはPWGやルチャ・アンダーグラウンド、そしてAEWの前身となった興行”All In”にも参加していました。All In組のAEW参加者がまた増えた形になります。
Congratulations @madmadref . This was such a cool moment to get to shoot, and thank you @MattJackson13 and @NickJacksonYB for stopping by @BarWrestling and showing some of that @AEWrestling love. pic.twitter.com/C6b76wS7BB
— Electric Sleep Images (@justin_cesi) May 9, 2019
日本を舞台に火花をちらしたWWEとAEW
日本の女子プロレス団体STARDOMには、バイパー(パイパー・ニブン)、ザイヤ・ブルックサイドなど、NXT UK所属のレスラーが参戦することがあります。
先日、STARDOMを舞台に紫雷イオなどと激戦を繰り広げていたトニー・ストームが久々に来日。STARDOMのツアーに参戦しており、ツアー中、ストームは「トニー・ストーム ワールドチャレンジ」と銘打たれたシングルマッチシリーズを戦うことになっています。その中でも特に注目が集まっていたのは、AEWへの参戦が決まっているビー・プレストリーとのシングルマッチ。WWE VS AEWが実現する!……と思いきや、この試合は中止が発表されてしまいました。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、この試合が中止になった理由として「WWEが嫌がったこと」を挙げています。
(他団体に所属レスラーが参戦する時、)WWEでも、どこかの団体のプロモーターでも、ブッカーでもいい。勝ち負けは問題ないよ、と言ってきたら、それは嘘だ。
要するに、WWEにとってはストームに勝ち目がないことが問題だったのです。プレストリーはSTARDOMのワールド・オブ・スターダム王座を保持している現役のチャンピオンです。この時点で、ストームに勝ち目はありません。
ビー・プレストリーはAEWのレスラーで、STARDOMのチャンピオン。トニー・ストームは勝てない。だからWWEは試合をキャンセルしたんだ。
大人の事情ってやつですね。
(Wrestling Observer Newsletter)
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