WWEから解雇されたミッキー・ジェームズの元に「ゴミ袋に入れられた彼女の私物」が届けられた、という事件は今も議論の的になっています。この件の責任者と目されているマーク・カラーノ(元タレント・リレーション部門シニア・ディレクター)は、事件が話題になった直後にWWEから解雇され、元恋人からエグい内容の告発もありました。
元恋人の告発を読む限り、カラーノはあらゆる面で問題を抱えていた人物だったようです。彼の解雇について、現場の選手やスタッフたちはどう考えているのでしょうか?
Fightfulによれば、反応は様々でした。
まず、多くのポジティブなリアクションがあったそうです。多くの選手たちがカラーノを嫌っていたり、憎んでいたりしたとのこと。カラーノが現場から嫌われていたことがわかります。また、3月にタレント・リレーション部門の責任者が別人に交代されたこともあり、解雇しやすい状況にあったのではないか、と指摘する選手やスタッフもいるとのこと。
シニア・ディレクターという役職に就いていたカラーノですが、社内では「落ちこぼれ」と見られていたそうです。そして、ミッキーにゴミ袋を送りつけたのは、「彼にとっては、退団した選手に対する通常の対応だから」とのこと。ひどい……。
こういった意見もある一方で、カラーノに対して(それほど)否定的ではない選手もいたそうです。彼の場合、問題があるのはカラーノ個人ではなくオフィス全体だと考えているとのこと。また、カラーノが「レフェリーの給料を上げるべきだ」という働きかけをしていたことも評価しているそうです。
HHH & ステファニー・マクマホンによって解雇されたカラーノ。あるベテランは、「彼はWWE内部のことをよく理解しているから、いつか復帰するのではないか」と考えているそうです。しかし、解雇された選手たちに対して無礼な態度を取ったことが原因で解雇された以上、復帰には現場からの反発が大きいでしょうし、何よりハンター夫妻が許さないでしょう。
(Fightful)