AEWで諸問題を起こして解雇され、古巣WWEへ復帰したCMパンク。
トラブルメーカーとして知られる彼の復帰を誰もが歓迎しているわけではなく、アンチパンク派として知られるセス・ロリンズやローマン・レインズは複雑な心境でしょう。
しかし、プロレス界では「プロフェッショナル」であることが求められ、WWEはパンクとセス&レインズをそれぞれ別のタイミングで抗争させたいと考えているようです。
【WWE】CMパンクとセス・ロリンズ&ローマン・レインズの抗争が計画されていると報じられる
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AEW時代のパンクは、判明しているだけで2回もバックステージで喧嘩沙汰を起こし、特に2回目のジャック・ペリーとの喧嘩が解雇の大きな要因になりました。Collisionのロッカールームでリーダーとして振る舞っていた彼は、ライアン・ネメスやQTマーシャル、クリストファー・ダニエルズらの番組出演に口出しし、出演中止に追い込んだこともありました。
しかし、Fightfulによれば、WWE復帰後のパンクはロッカールームで「最高の行動」を示したそうです。機嫌もよく、多くの選手たちと一緒に写真を撮ることに時間を費やしたとのこと。
この背景として、一部のWWE関係者の間では、WWEと彼が結んだ契約の中に「行動条項」が盛り込まれているいう認識があるそうです。その詳細や、実際に契約に盛り込まれているかどうかは不明ですが、おそらく「契約を履行するため、CMパンクは団体内でどう振る舞うか」が明確に定義されているのでしょう。
AEW移籍直後も「良き仲間、良きベテラン」として振る舞っていた彼ですが、その後起こした諸問題は周知の通り。彼の中には「AEWでの問題を乗り越えていきたい」という認識があるとも報じられていますが、今後のことは誰にもわかりません。
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(Fightful, Wrestling Inc)
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