2018年から配信が始まったNXT UK。ヨーロッパ各地を拠点とする選手たちを集め、高いクオリティの試合を提供しています。
2019年にWWEと契約したウォルターはNXT UKの中心的存在です。「After The Bell」に出演した彼は、NXT UKの重要性について、次のように語りました。
WWEとの契約を考えたことはなかったんだよね。活動のゴールだとは思ってなかった。[…]ヨーロッパを離れ、アメリカで生活することには乗り気じゃなかったし。ビッグ・ステップだからさ。ほとんどのレスラーにとっては、WWEとの契約はレスラーになる前からの目標だろ?だから喜んで契約するんだよ。俺の場合はそうじゃなくて、WWEで活躍することは現実的なことじゃなかった。
俺がレスラーになった10年前は、プロレス界は今とは違ったんだよね。WWEは他団体と距離を置いていた。でも、才能に溢れた選手たちがたくさんいることに気づいて、オープンな態度を取るようになったんだ。
NXT UKが始まった頃からオファーは来ててさ。俺がインディ界でうまくやれていた頃だ。ちょっとした興味が湧いたんだよね。NXT UKとの話がまとまった時、俺は自分自身のことを考えていた。インディ界での移動スケジュールはきつくて大変で、毎日違うプロモーターのために働いていたし、身の回りのことはすべて自分で整理しなければならなかった。プロモーターに頼った生活をしていると、身動きが取れなくなってしまうこともあり得るんだよね。家で過ごす時間も少なかったし。NXT UKがヨーロッパに焦点を当てたブランドだということは明らかだったから、そこに興味を持ったんだよ。
ウォルターが彼らしさを捨てることなく活躍できている、というのは本当に素晴らしいことだと思います。メインロースターに昇格することがあるかはわかりませんが、間違いなくビッグスター候補です。その才能で大金を稼いでほしいと思います。
(参考: Fightful)