2019年末にWWEからリリースされた2代目シン・カラ(本名: ホルヘ・アリアス)。2009年から始まったWWEでの活動は思うようにいかず、初代の失敗を受けて2代目のシン・カラになった後もスポットライトを浴びることはあまりありませんでした。
最近、アリアスはWWEを批判するコメントを出す機会が増えているようです。先日は、2021年のレッスルマニア37にメキシコ系の選手が出場していないことを批判し、話題になりました。
【WWE】2代目シン・カラ、WWEのメキシコ系選手への扱いを批判。「つらい、つらいよ」
WWEには様々な人種の選手が在籍していますが、最近は新しいメキシコ系スターが生まれていません。活躍が期待されていたアンドラーデも退団してしまいました。 2019年までWWEで活躍し...
クリス・ヴァン・ブリエットのYoutubeチャンネルに登場したアリアスは、シン・カラとしての苦悩、そしてHHHとの微妙な関係を語りました。
(初代シン・カラは)WWEの望み通りの活躍ができなかったんだよね。[…]HHHがメキシコからやってきた男(初代シン・カラ)をビッグスターにしようとしていたのは、彼がビンス・マクマホンに「WWEを引き継ぐに値する能力があること」を見せつけようとしていた時期だった。NXTができる前の話だよ。
同じ時期に、HHHはカルマ(アメージング・コング)を雇ったんだけど、彼女はなぜかWWEを辞めることになった。メキシコから大型契約でやってきた男も活躍できなかった。つまり、ビンス(・マクマホン)の目には、HHHが2回も失敗してしまったように見えるんだよ。そうだろ?
あと、知っている限りでは、俺が2代目になったのはビンスの決断だったんだよね。HHHのプロジェクトから外れてしまったことで、彼からのサポートがまったく得られなかったんだと思う。もし2代目の俺が成功したら、彼の失敗が浮き彫りになるしね。
ちょっとかわいそうな状況にあったみたいですね。ただ、あくまでアリアスから見た視点なので、HHHにも言い分はあるでしょう。
(参考: Cageside Seats)
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