新型コロナウイルスのパンデミックが起きてから、WWEは2年連続でレッスルマニアを2夜開催しました。
プロレス界最大のお祭り興行であるレッスルマニアは、内容を詰め込みすぎて開催時間が長くなりすぎてしまうという点が批判されることもありました。特に2019年のレッスルマニア35は7時間半の長丁場で、「いい加減にしろ」という声もありました。あまりにも長すぎると、ファンは疲れて集中力がなくなってしまいます。ショーの前半と後半では、客席のエネルギーが異なってしまうのです。
Fightfulによれば、ここ2年間の「2夜開催」スタイルは現場からも評判が良いようです。メリットとして挙げられているのは、やはりファンの疲労でした。短い時間……とはいえ3時間興行にはなりますが、開催日を分けることでファンのエネルギーを持続させることができる、という点を指摘するレスラーが複数いるようです。
上層部に対して「今後もレッスルマニアは2夜に分けてほしい」と訴えている選手やスタッフもいるとのこと。来年のレッスルマニア38の開催日が確定していないのは、2夜連続開催の継続を検討しているからではないか、という憶測の声もあるようです。
長時間のイベントには「特別感」が漂うため、これを失いたくないと考えているスタッフもいるようです。ただ、2夜開催にするということはメインイベントも2試合になるわけですし、こうしたメリットで十分穴埋めができそうな気はします。どうなるのでしょうか?
(Fightful)
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