アメリカのインディ界を牽引し続けてきたPWG。最後のイベントは2019年12月20日の「The Makings Of A Varsity Athlete」で、1年半も活動できていません。
PWGは世界中から名選手を集め、クオリティの高いイベントを打ち続けていました。WWE、AEW、NXT……PWGで活躍した選手はあらゆるフィールドで活動を続けています。
活動できない時期が長引いているのは、もちろん新型コロナウイルスの影響が大きく、活動を再開したくでもできない状況が続いているようです。しかし、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、スタッフたちは復活に向けて動いているとのこと。
しかし……彼らの本拠地はロサンゼルスにあるグローブ座です。残念なことに、この会場で満員に近い観客を動員できるようになるまでは、PWGの活動を再開することはないようです。
AEWの人気やプロダクトの内容が安定し、インパクト・レスリングが復活ののろしを上げつつある2021年、PWGがカムバックすることには大きな意義があるように感じます。今も多くのレスラーにとって特別な団体であることに変わりはないでしょうし、別角度からプロレス界を盛り上げてほしいですね。
(Wrestling Observer, Cultaholic)
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