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AEWマーク・ヘンリーとNXTジョニー・ガルガノが「番組への批判・揶揄」に反論

インタビュー

2021年4月まで「ウェンズデー・ナイト・ウォーズ」を戦っていたWWE・NXTとAEW・Dynamite。彼らに対する批判や揶揄はもはや固定されてきている感があります。

NXTは「RAWとSmackDownで活躍するための育成機関」、AEWは「元WWEを獲得しすぎ」。他にもありますが、これらはその中でもよく見かける意見です。それぞれの現場からは定期的に反論の声が上がっています。

NXTの顔として長年活躍しているジョニー・ガルガノは、Podcast番組「Rasslin’ with Brandon F. Walker」にゲスト出演し、次のように語っています。

俺は何年も前から「NXTはWWEの第3のブランドだ」と言い続けているけど、本当にそのとおりだと思うから言ってるんだよ。RAWがあり、SmackDownがあり、そしてNXTがある。NXTは育成機関だとか、他のブランドと比べて劣るとか、何言ってんだって思うよ。間違ってるって。火曜日の夜に放送されている番組を見てみなよ。ロースターの充実ぶりを知ってるか?誰が相手でも引けを取らないメンバーが揃ってるよ。

Takeoverは特に素晴らしい。無観客での開催が続いていたけど、満員のファンの前で行われる時は、その雰囲気も含めて地球上で最高のPPVになる。その一員として試合をできるということは本当に誇らしいよ。

NXTの名勝負製造機であるガルガノにとって、こうした意見は耐え難いものでしょうね。

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一方、「AEWは元WWEを獲得しすぎ」という意見については、最近AEWのメンバーに加わったWWE殿堂入りレスラーのマーク・ヘンリーが次のようにコメントしています。

AEWのヘイターたちについてしゃべってみようか。まず、俺はファンのことを愛してるよ。選手たちのことを本当に気にかけてくれるし、ポジティブだし、プロレスからいろんなことを喜んで受け取ってくれる人たちだからね。一方で、そうではない人たちもいる。「wow, WWEがAEWを侵略してるぞ。ビッグ・ショー、クリスチャン、そしてマーク・ヘンリーがやってきた。これからもWWEから誰かを連れてきて、AEWの選手たちの前に立たせようとしてやがる」なんて皮肉たっぷりに言う連中だ。こんなことを考えるなんてアホだよ。

AEWは新しい団体だ。だから経験豊富な人材を外部から集めているんだよ。会社経営について考えてみてくれ。車を整備するためのレンチとか、フライ返しとかを作る会社でもなんでもいいよ。誰を会社のトップに据えるだろう?レンチ製造に3年間携わった人か、25年携わった人か。25年もレンチを作っていれば、いろんな試行錯誤を経験してきたことだろうよ。金属の種類をいろいろと試したりとか、別の素材を使ってみるとかさ。最高の製品を作るためには、製品そのものについての知識が必要なんだ。ヘイターのみなさん、ぜひ意見をくれ。

AEWはベテランをうまく活用している印象があります。リング上だけではなく、バックステージでの仕事も悪い話を聞きません。ヘンリーが名前を挙げた選手たちほどのビッグネームではありませんが、コーチとしてのダスティン・ローデスは本当に信頼されているようです。

NXTもAEWも、完璧ではありません。NXTはウェンズデー・ナイト・ウォーズに敗れましたし、AEWは戦争後のレイティング向上に苦労しています。ファンからの意見も参考にしつつ、時には反論しながら、より良いプロダクトを作っていってほしいと思います。

(Wrestling Inc)

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